天文台か儀式の場か…巨大石の遺跡「ストーンヘンジ」

地球上で最も不思議な遺跡といえば、イギリス・ソールズベリーにある巨大石の遺跡、「ストーンヘンジ」でしょう。無作為に大きな石を積み上げて作られたものかと思いきや、その実、この遺跡は天文台としての機能があったとジェラルド・ホーキンス博士が唱えました。
ストーンヘンジは紀元前3000年ごろに作られたとされており、土手、内側、二重の円、巨大石の列石といういくつもの工程を経て制作されたらしいということがわかってきています。
謎なのは、紀元前2700年ごろに配置されたブルーストーンという石の存在です。この石はソールズベリーから500kmも離れたプレセリ山脈に存在しており、そこからわざわざ運んできて配置したらしいのです。そんな手間隙をかけて、なぜここまでの遺跡を作ったのかは全くの謎で、1961年にホーキンス博士がストーンヘンジを天体観測の機能を持った古代のコンピュータであると結論を出していますが、明確な目的は現代でもわからず、推測の域を出ません。
古代人が何かの目的で作ったことは間違いなく、巨大石をどうやって上に乗せたのかなどの問題も解けないまま現代に残っていますが、儀式・天文台という2つの説が有力であり、近い将来、この遺跡の謎が解かれたとき、新たな古代ロマンへの道が開かれることと思います。